当店の酒のセレクトは、季節の酒やその時々に出荷される限定の酒を基本としていますが、
今回の仕入れは、特に珍しい酒が・・・・!
ものによっては、1升ビン換算で600本しかでまわっていないものも。
というのも写真の3本は、どれも杜氏が知恵と手間をかけた試行錯誤の上でできた試験的酒。
どれも、独自の世界観を造る酒に投影している気概を感じます。
右から秋田、両関から「Rz 55」。
両関には珍しい+8.5度の辛口。
今回特に、辛み、旨味、香りがバランスよく調和した酒を目指し造られています。
真ん中は、山形の酒。「山川光男」。
これは、山形の酒蔵が集まり次世代の酒を模索しようと共同開発された第一回めの酒です。
「山川光男」のネーミングも人の名前のようですが、
「山形正宗」「楯野川」「東光」「男山」の4蔵から一字づつとって名付けられているとのこと。
山形を代表する酒蔵が、力を合わせて作った酒。
フルーティでなめらかな口当たりに仕上がっています。
そして、最後に右の酒。
こちらも山形の酒、秀鳳の蔵から生まれた「珠韻」。
豊かな余韻を楽しんでもらう意味の名前ですが、
繊細で、丁寧に丁寧にと磨き込んだ味わいが特徴です。
さて、上記の酒はまだ一部しか店内のメニューには載せていません。
HPで見た酒は、まだある?とスタッフにお尋ねください。
在庫があれば、こっそりお出しします。
こういうお酒に出会えるのも、酒の仕入れは楽しいなーと思う仕入れ担当でした。
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