ようやく、東京もさくらの開花宣言がでました。
今朝、お店に向かう途中で「ホーホケキョッ」とウグイスの声が聞こえ、
どこにいるかと探したら、まだ固いつぼみの桜の枝に。
寒い寒いと言いながらも、ずい分春らしくなりました。
そして、虎視眈々にも春のたよりが秋田から。
春酒は、地味に何本か入荷していたのですが、
虎視眈々の春といえば、この酒「ど Pink」。
ピンク色のにごり酒です!
赤く発色する天然酵母を使用しているので、無着色。
味も、にごりにありがちな甘み強めではなく、サラッとした飲み口で、
毎年大評判。
昨年もまだかなまだかな、と楽しみにしていたところ、まさかの出荷なし。
2年越しに届きました。
そして、こちらも春の酒。
福井「伝心」。
「どピンク」に次ぐ、当店の春の酒として毎年仕入れています。
香り良く、フレッシュな味わいのお酒。
ボトルの首のところに、一片の桜の花びらが、またかわいいんです。
もう1本、珍しいお酒が入荷。
奈良の「三諸杉(みむろすぎ)」は、
な、なんと、日本酒度-46度のお酒。
日本酒度とは、酒造りの目安で
通常+が辛口、-が甘口なのですが、
どんなに甘くても、ふつうはー7度やー8度程度。
ところが、この酒はー46度という強者です。
ジュシーで濃厚な味わいは、熟したフルーツ感あり。
しかも、この酒蔵は室町時代から続く老舗の中の老舗の酒蔵。
ぜひ、ご自分の舌で味わってください。
自分でいろいろ仕入れていて、言うのも何ですが、いろんなお酒がまだまだあって、
毎回仕入れやお酒探しは楽しいものです。
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