みなさん、東広島の酒蔵の街、西条をご存じですか?
私も、最近まで知らなかったのですが、毎年10月に酒祭りが行われ、
3万人も集まるお酒の町なんです。
その祭の事を聞き、さっそく日本酒通の大阪の友達に聞いてみると。
もちろん知っていて、何度も酒祭りに行ったことがあるそうです。
当日は、全国各地の酒蔵も参加し、駅についたとたん日本酒のにおいが立ち込めているとのこと。
そんな、楽しい街ならぜひ行ってみたいと、今回の夏季休暇に行ってきました。
駅の近くから酒蔵の煙突が見え、石畳と白壁の蔵が点在し、散策するにも楽しい場所です。
当日は、お天気も良かったのですが、東京の暑さと違いさらっとしていて、町も静かでのんびり。
いくつかの蔵を回り、試飲したりお話を伺ったり。
驚くことに、各蔵でだいたい仕込み水が飲めるのですが、
それぞれに水質や味わいが異なること。
だからこそ、お互いに競い合い、それぞれの持ち味があるのだと、納得しました。
基本、広島の酒は甘口が多いのですが、西条の酒は旨みが強かったり、辛口のお酒も多く、楽しめました。
みなさんにも西条の味をと、現地でしか買えない酒を仕入れています。
亀齢(きれい)酒造の「吉田屋」。
独特の旨みと辛口のしっかりとした味わい。
また、白牡丹酒造では、大吟醸で作った梅酒も。
こちらも少量生産のため、ここでしか手に入らない梅酒です。
とっても、すっきりとした飲み口でハチマキ大将も気にいっていました。
今回、私たちは広島空港から車で約1時間。
帰りは広島駅に向かったのですが、小1時間ぐらいでした。
この地方独特の赤瓦を使った屋根がきれいで、鬼瓦にハトや鷹がいたりと
街並みも本当にきれいでした。
日本酒好きでない方も、お近くに行かれた際は、おススメの街です。
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