当店、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
基本日本酒は、季節の酒か限定の酒を5,6本常時用意しています。
(定番酒は、「八海山 本醸造」と「一白水成 特別純米」の2本のみ)
今でしたら、冬のしぼりたてを中心に据え、そろそろ春の酒も仕入れようかと思案しているところ。
そして、仕入れの際にはなるべく有名どころは避けて、
日本全国のラベルを仕入れるようにしています。
そのため、酒蔵の大小にかかわらず、旨い酒をという思いがあるので・・・。
今回は、広島の杜氏4人で造っている酒、「神雷」から。
広島は甘めのお酒が多いのですが、
「神雷」の蔵は、長年の方針で辛口の酒にこだわっているそうです。
そして、その自信はラベルにも。
4人の杜氏がずらりと並んでいます。
文字通り、生産者の顔が見える酒です。
そして、こちらは長野の「直虎」。
・・・「虎」とつくと、ついつい気になってしまう。
で、「直虎」とは人名と聞き気になって調べてみると、
酒蔵のある須坂市の須坂藩主、堀 直虎氏の名だそうです。
この藩主、幕末当時に徳川慶喜を叱った大名として知られおり、地元で愛されている人物。
その名を冠した酒です。
この「直虎」も「神雷」も地元以外ではなかなか手に入らない酒。
それぞれの造り手の想いのこもった酒です。
そして、最後は京都から「澤屋まつもと」。
こちらは、ファンの多い酒で海外でも五ツ星レストランで人気の酒。
今回、しぼりたてが手に入りました。
「今度は何が入ったのー?」
と、楽しみにしてくださる方もあり、毎回仕入れは、気合いれています。
ただし、お店が小さいこともあり、だいだい1本づつ入れてどんどん新しいものに変わるので、
気になるお酒はお早目に!
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