だいぶ、春を感じる暖かい日がふえてきました。
秘かに、花見酒の出荷を待っているのですが、なかなか出て来ず。
業を煮やした仕入担当、ええいと3本注文して、届いた酒です。
まずは、北は山形、渋い辛口、「東北泉」。
雄町純米。
酒作りの代表的な米といえば、山田錦なのですが、こちらは雄町。
最近、この雄町、人気上昇中なんです。飲み口が良く、山田錦より親しみやすい味わい。
地元産の米を使う蔵も増えているので、飲む時にちょっとお米を確認してみるのも、楽しいかも。
お次は、東京・東村山市の「屋守(おくのかみ)」。
そろそろ、当店の順レギュラー的な存在に。
こちらは、うちのハチマキ大将お気に入りの酒でもあります。
酸味が効いてて、深みがあって。
今回は、おりがらみで登場。
東京の地酒、侮れないゾ。
そして、最後は九州は佐賀から「能古見(のこみ)」。
今回の3本、どれも初しぼりですが、この「能古見」は、あらばしり。
昔は、保管や輸送の技術が進んでいなかったため、最初のしぼりのあらばしりは、
杜氏さんや蔵の方しか飲めなかったそうです。
味わい深いです。お味も、辛口のようなスッキリ感の後、甘味が残る、ちょっと不思議なカンジ。
こちらの蔵、4人でお酒を造っているそうで、頭下がります。
春も、桜も待ちきれないけど、桜前線のように、南から北上してみますか!?
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